ゴシックメタル・虚無音楽紹介ブログ

〜ゴシックメタルとその周辺ジャンルの虚無的音楽を、新旧問わずご紹介しています〜





[虚無の歌] ANNEKE VAN GIERSBERGEN

Everything is Changing
Everything Is Changing
Anneke Van Giersbergen







Anneke Van Giersbergenのニューアルバムです(2012年)。今回のアルバムではよりバンド色が強くなっており、これまでに比べてヘヴィになった印象があります。バックはかっちりした感じになりましたが、Anneke独特の日が陰るようなメロディは健在で、出口の見えない状況の中でなんとか光を見つけ出そうともがいているようなイメージにはとても共感を覚えます。曇り空のような灰色の雰囲気の音楽ではありますが、ノリの良いバンドサウンドによって最後まで気持ちよく聴き通すことができます。
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[虚無の歌] DARKSEED

Poison Awaits
Poison Awaits
Darkseed







最近ベストアルバム「Astral Darkness Awaits」をデジタルのみでリリースしたらしいドイツのゴシックメタルバンド・Darkseedの現時点での最新アルバムです(2010年)。バンドの中心人物であるStefan Hertrichが脱退して一旦解散した後、再結成して初のアルバムとなります。このアルバムではかつてDarkseedのバッキングボーカルを務めていたというHarald Winklerなる人物が歌っています。しかしライブと仕事との日程調整がうまくいかなかったらしく、結局彼はこのアルバムの歌唱のみを残してバンドを離れたようです。現在はMike Schmutzerという新しいボーカリストが無事加入しています。
肝心のアルバムについてですが、Stefan Hertrichとは若干異なる低音を主体とした抑えめの歌唱となっているものの、大人のダンディズムが感じられて非常に渋いです。新ボーカルとなっても是非この路線を踏襲してもらいたいと思います。
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[虚無の歌] BEFORE THE DAWN

Rise of the Phoenix
Rise Of The Phoenix
Before the Dawn







フィンランドのゴシックがかったメロデスバンドの7枚目のアルバムです(2012年)。ベースとドラムのメンバー交代があったようです。音的にはこれまで通りのメロディアスでへヴィなメタルとなっていますが、今回はクリーントーンのボーカルの使用は一切なく、代わりにブラストビートの出番が多くなって、押しが強くなったような気がします。しかし相変わらずバンドの中心人物であるTuomas Saukkonenの曲作りのセンスは冴えていて、メタルとしての重さや激しさを備えながら十分にメロディアスな絶妙のバランスの内容となっています。こちらのアルバムは現在Record Shop Xで全曲試聴できます。おそらくこの試聴は短期間で終了してしまうと思われますので、興味のある方は早めにチェックされた方がよいかと思います。
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[虚無の歌] TWILIGHT'S EMBRACE

 Traces EP
Traces EP
Twilight's Embrace







イギリスのゴシックメタルの2枚目のEPです(2012年)。ミドルテンポでじっくりと重く暗い、しかし哀愁にあふれた音楽を聴かせてくれます。1枚目のEP「Reflections」に比べるとリフの押しは弱くなったような気がしますが、その分悲哀のメロディが強化されているようにも思います。特にアコギの音色が美しいです。また、とても深みのあるデス声に対してクリーントーンのボーカルが若干不安定なのですが、このような寂寞系の音楽ではそれも何となく許せてしまうから不思議です。
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[虚無の歌] FALLOCH

Where Distant Spirits Rmain
Where Distant Spirits Remain
Falloch







スコットランドのユニットのファーストアルバムです(2011年)。Bandcampの説明文には「shoegazer black metal」という言葉が見られますが、音的には若干民族色のあるポストロックというのが一番近いような気がします。ジャンルはともかく、淡々と綴られていく音世界はこの世の汚れを捨て去り朝日の中に消えていく魂のような儚いイメージを想起させます。それなりに激しいパートもあるのですが、すべてのメロディが霧に包まれているかのような哀愁をまとっているため、聴き終わった後には静謐で落ち着いた感情が残ります。
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[虚無の歌] PSYCLON NINE

We the Fallen
We the Fallen
Psyclon Nine







アメリカのエレクトロニックなブラックメタルの4枚目のアルバムです(2009年)。ブラックメタルといってもブラストビートやトレモロを駆使するわけではなく、ミドルテンポでじっくりと聴かせるタイプのバンドです。そしてエレクトロな要素が多分に含まれてはいるものの、いわゆる四つ打ちのリズムは使われていないのでメタル好きの人間でもすんなり聴くことができると思います。ボーカルは金属的なシャウトで、ブラックメタルとダークなEBMの要素が混じり合っているような感じです。へヴィなギターとエレクトロニックかつインダストリアルな音もうまい具合に融合されており、独特の冷たい暗黒世界が創り出されていると思います。
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